おめんぱんだのひたすら街歩き

大好きな街の景観や都市計画を歩いて綴ってます

池袋の未来を都電と街歩き(後編)

今回の街歩きは

前回の場所から

引き続き歩きたいと思います

 

omen-panda.hatenablog.com

(前回の街歩きも読んでね) 

 

 

新しい道は道半ば

都電と池袋の生まれ変わりを

肌身で感じれるところは

まだまだいっぱいです!

 

f:id:omen-panda:20190322214316j:plain

(味のある踏切より)

 

 (踏切の場所はこちら)

 

 今回はここから

大塚方面に向けて

歩いていきたいと思います

 

道の作りかけに大興奮

さっそくいくつかの

路地の中の

踏切を通ろうと

入っていき

北側を覗いてみると

未完成が凝縮した景色が

拡がります

 

f:id:omen-panda:20190323103330j:plain

 (踏切から北を望む)

 

左側はまだ荒れ模様ですが

右側にはショベルカーが

混沌としている景色を

整えようとしています

 

 

混沌と整然が共存している空間なのです

 

今まさに整えられようとするところを

覗くとそこには

未来に向けた形がもう見え始めています

 

f:id:omen-panda:20190323103716j:plain

(工事中の線路脇の風景)

 

土は固められ

路肩は模られ

雑路が平然と

並べ替えられようとしています

 

しかしながら

覆われるものの中にも

その時にしか存在しない

景色の価値がある様にも

思えます

 

傾斜する台地が

新たな街へ

鼓動している様です

 

過去の碑残る踏切

 

もう少し足を進めますと

こんな路地と踏切が

f:id:omen-panda:20190323104105j:plain

 

未来の道を守るフェンスが

狭い路地と踏切と交わり

景色に奥行きが生まれています

 

その踏切から

大塚方面を望むと

都電らしくない

軌道の景色が

拡がります

 

f:id:omen-panda:20190323104309j:plain 

鉄路の足元も模様替え

石敷きから

コンクリート敷に変わり

鉄路の間を緑化し

街の色彩を豊かに

しようとしています

 

スッキリとした印象の軌道は

路面電車というよりかは

カタカナのトラムが似合う様な

気がします

(別名さくらトラムでしたね)

 

f:id:omen-panda:20190328235011j:image

(振り向けば都電らしい軌道)

 

また都電でおなじみの

コンクリート電柱に

白十字の広告も

ここでは見受けられません

 

そんな踏切の渡る先には

何やら不思議なものが

 

f:id:omen-panda:20190323104209j:plain

(踏切を渡る)

 

 

なんとそこには線路が!

あるではないですか!

f:id:omen-panda:20190323104404j:plain

(アスファルトに埋まる線路)

 

きっと元々走っていたのは

ここの場所だったのでしょう

 

なるほど

線路が真新しいのも頷けます

 

踏切のライトも

Y字路のものよりも

新しい気がします

 

 

f:id:omen-panda:20190323110157j:plain

(逆側からも)

 

そしてこの途切れた線路は

先ほどのショベルカーの場所の

延長線上にあります

 

今まさに

かつての鉄路が

道路へと生まれ

変ろうとしているのです

 

馬車から電車へと

姿を変えた都電が

今度は車に変わる

 

行き交う人と物は

着々と時代に合わせようと

しているのかもしれません

線路があったことも

人と時の移り変わりと共に

忘れられていくのでしょう

 

未来の姿の現れ

さらに大塚方面へ

足を進めると

大通りにぶつかりました

 

(ちょい太めの道路) 

 

そこにはこの様な風景が

広がっていました

 

f:id:omen-panda:20190329124035j:image

既に都電は

次の街の出来上がりを

待っている模様

 

かなり次の街への

準備も進んでいる姿が

見受けられます

 

軌道敷はフラットに出来上がり

架線柱もスッキリとした様子

 

f:id:omen-panda:20190323110333j:plain

(道路に焦点を当てて)

 

道路も軌道と馴染む様に

舗装が進んでいます

 

フェンスがなければ

すっかり路面電車らしい

景色に生まれ変わっているでしょう

 

建物の年季と都電の真新しさが

いい意味でこの景色の

特徴となっている様

 

少し混沌としていたほうが

都電の情緒が宿る場所があって

街の味が宿るのではないでしょうか

 

さらに足並みを進めると

向原駅に到着

 

f:id:omen-panda:20190329190229j:plain

 

池袋の未来を都電と街歩き

ここで終えて家路に着きました

 

生まれ変わろうとしている都市の姿は

ちぐはぐながらも着実に一つの道筋を

歩もうとしているのでした

 

池袋の生まれ変わりを肌で感じて

 

f:id:omen-panda:20190329195446j:plain
(街は交わる混ざる)

 

いかがでしたでしょうか

前後編で綴りまして

だいぶ長い記事になってしまいましたね

 

感性と未完成の間の

グレーの部分だからこそ

2度と見ることのできない

不思議な景色や街が生み出されている

そんな風に思います

この整わないという思いが

街作りへの思いのきっかけかもしれませんね

 

代謝する池袋の街を

五感で感じるために

季節が進んだ頃に

また訪れたいと思います

 

次回は何か企画を立てて

街歩きをしたいと思います

お楽しみに

 

 

おめんパンダ

twitterは[@omen_panda]

街歩きで出会った風景と

ブログの更新をつぶやいています

ぜひフォローをお願いします

 (この下にもつづきがあります!)

 

 

 

 

 

そしてこの記事を書きながら

ふつふつと湧いた街の疑問を

調べることにしました

 

題しまして

アフター街歩き

文字ばかりで

街歩きしてないので

番外編です 

 

そもそもなぜ路面に

そもそも路面電車は

モータリゼーションと共に

他の交通との渋滞に巻き込まれ

定時性が確保できず

地下鉄や新交通システムに

輸送の座を明け渡したはず

 

なぜ今になって

わざわざ他の交通と交わらせる事を

選んだのかが不思議だったのです

 

f:id:omen-panda:20190329191032j:plain

(路面電車に信号はつきもの)

 

交わらせる理由を探していくと

とある計画にたどり着きました

 

その名前が

 

「戦災復興告示第15号 」

 

なんと

昭和21年4月25日に公示された計画が

きっかけとなっているようです

 

 

http://www.toshiseibi.metro.tokyo.jp/madoguchi/keikaku_madoguchi/pdf/keikaku_04.pdf

(計画の公示されたURL:東京都都市整備局) 

 

つまり終戦がきっかけで

この路面電車の横に道路を通す計画が

できたのです

 

この記事の公開が2019年ですから

おおよそ73年前の計画から

今に続いているのです

 

また

街の作りの概略も示させていて

道路と共に大きな空地を作り

火事の延焼を防ぐ防火帯を兼ねさせたい様です

http://www.kensetsu.metro.tokyo.jp/content/000009552.pdf

(補助第81号線:東京都建設局)

 

総工費は80億円でかなりなもの

実は普段の街並みの総額は

結構なものなのかもしれませんね

市街地再開発事業(東池袋五丁目地区)|豊島区公式ホームページ

 

現地だけでは

分からない事も

多いですが

五感で感じた違和感は

調べて解決するのも

また面白いですね

 

目立たせない程度に

またいつか

アフター街歩きを

したいと思います

 

最後までお読みいただき

ありがとうございます